2009年7月16日木曜日

北信越大会を終えて

久しぶりの更新になります。
6月は北信越大会が行われました。
内山が400mと400mHの2種目に出場しましたが、どちらも予選落ちに終わりました。
インターハイに出場するには、まだまだ上のレベルで戦えなければなりません。
部員全員が一丸となり、少しずつレベルアップしていってほしいと思います。
「身体」も「心」も成長していきましょう。

todoriki

2009年5月31日日曜日

県総体を終えて

5月29日から31日にかけて長野県総体が行われました。
結果としては、キャプテンの内山心が400mで3位、400mHで5位に入賞し、北信越へとコマを進めることができました。北信越では、1つでも上のラウンドを狙っていきたいと思います。
内山は、スプリントと筋持久力に弱点が見られるので、コツコツと練習で積み上げていくことが必要。苦手なロング練習にも積極的に取り組んでいってほしいです。忠地は200mで準決勝進出を果たしましたが決勝進出はなりませんでした。春先までの調子だともっと上を狙えたと思いますが、練習不足でした。しかし、動き自体は理想に近づいて来ているので自信を持って取り組んでほしいと思います。1年生は、それぞれが初めての県大会で上位との実力の差を感じながらも得たものは大きかったと思います。小柳のマイルリレーの前半の突っ込み。必ずこの先に生きると思います。小椋の110mHは、光が見えます。まずは基礎体力とスプリントの向上。

3年生2人は県総体で敗退となってしまいましたが、これまでよく頑張ってきてくれました。
人数の少ない学年でしたが、それぞれが努力をしてきました。これからは、後輩のサポートをしつつ部を支えて欲しいと思います。
お疲れ様。

2009年5月25日月曜日

無駄なことか、切り捨てることか

大学時代は、私の陸上観に新しい考え方を吹き込んだ時期でもありました。

例えば、「練習中に声出しをすること」。中学生や高校生だと、集団でのペース走で「頑張っていきましょう!」→「はい!」などという掛け声と返事をするのはよくあることでしょう。しかし、それを大学生でもやるのか、と。実業団などでは見たことがない、大学生のチームでも見ない光景だ、と思ったのは正直な話です。
しかし、「実業団に上がるにつれて、一見競技とは関係の無いようなことはどんどん無くしたがるのが普通。例えば実業団選手だと学校には行かないし、大学生は高校ほど授業は無いし・・・。でも、周りがやっていないことをやったら、絶対に周りより強くなる。そういう意識が大切だ」と、当時監督であった森田桂さんがおっしゃったのを覚えています。強くなろうと思ったら、チームメイトより先にJogに出て、後に帰ってくるくらいの気持ちが必要、相手よりやらなきゃ強くならないよ、ともおっしゃっていました。

どうしても目先のことを考えると、一見競技に関係に「無さそう」、必要が「無さそう」なことは疎かにしがちです。無駄だからいい、切り捨ててもいいことだ、と。
しかし、やっている人に勝つなら、その人以上に何かをやるしかありません。「挨拶なんかしなくても速くなれる」「時間を守らなくてもオレは強い」・・・そう思っていると、いつかそれが自分に帰ってきてしまいます。
一見競技に関係の無いように見えることも、やってみる・やり続けることが大切だと思います。

今週末は県総体になります。
一つでも多く上のラウンドに行けるよう、頑張りたいと思います。

yamazaki

2009年5月11日月曜日

誰かが見ている

「誰かが見ている。善くやっていることもそうでないことも、誰かが見ている」
以前、ある方にそう言葉をいただきました。
「頑張ってやっていることを、誰も見ていないところでやっていることを、しかし誰かが見ているんだ。だから善いことをする時は、くじけるな。迷うな。いつかきっと、自分に還ってくる」

中信総体まではあと1週間を切りました。
やっていたことを少しでも形に出せればと思います。


yamazaki

2009年5月7日木曜日

感謝の気持ちと、素直な態度

「ありがとう」という言葉を聞くと、人に優しくなれる気がします。
相手が感謝の気持ちを込めて、違う誰かに向けて「与えた言葉」、つまり受け取った私からすれば「いただいた言葉」だからかもしれません。
「あれをしろ、これをしろ」「あれが無いからこうしろ、ああしろ」と、今の社会では「言った者勝ち」という風潮に嫌悪感を感じることもあります。それは相手に与えるのではなく、相手から奪おうとする行為にも感じられ、それを非常に寂しい思いと思うのは私だけでしょうか。
もっと人に優しくするためには、何が(私にも、生徒にも)足りないのか。何が必要なのか。
そう考えた時、感謝の気持ちを忘れてはならない・・・素直な態度で接することを怠ってはならない・・・そう思うようになりました。
数年前大病を患った私が、今こうして元気に教壇に立てるのも、「立たせていただいている」気持ちを忘れてはならないと思っています。
大それたことを言える人間でもありませんが、今一度、私もこの言葉を心に留めたいと思います。

yamazaki

2009年4月28日火曜日

春季大会

4月25日26日に行われた長野県春季大会に参加しました。
天候には恵まれませんでしたが、キャプテンの内山が400mHと400mの2種目で入賞を果たし、東海選手権の切符を手にしました。400mでは2年振りの自己ベストを出すことができ、中学校時代の自分を超えることができました。高いレベルを目指し今後も頑張ってほしいと思います。400mHは自己記録を出したもののハードリングに課題が残りました。忠地は200mでセカンドベストで全体で10番目のタイムでした。走りは安定してきましたが、体幹部がまだまだ弱いです。1年生はそれぞれいい経験ができた試合だったと思います。1つ1つの経験を大切にして欲しいと思います。
明日は、松本市民祭に参加してきます。

創造学園大学附属高校陸上競技部

todoriki

2009年4月26日日曜日

苦しくなってからが勝負

小さな頃、父親に言われた言葉で今でも糧にしている言葉がこの言葉です。

陸上…というか、小さな頃のマラソン練習で、きつくなって走り終えて、ゼーゼー息を吐いている時、こんな風に言われました。
「苦しくなってからが勝負だからな、楽な時は大したことない、どうってことないんだ。苦しくなった時、きつくなった時、そこからが本当の勝負なんだぞ。そこで自分に負けるな、そこからが勝負なんだ」

これが、陸上競技だけでなく、いろいろな場面に出てきます。悔しい思いをした時、嫌な思いをした時、辛い時、自身を励ますのはこの言葉でした。「よし、これからが勝負なんだ。ここで負けるな」、と。
部員の子たちも、きっとどこかで悩み、苦しみ、辛い時を過ごす時期があると思います。その「冬の時代」をどう乗り越えるか。苦しくなってからが勝負だと、心に留めてほしいと思います。

昨日・今日で、県春季大会が終わりました。
内山が創造学園初の東海選手権の出場権を手に入れましたが、中学時代400mで北信越大会出場の彼も去年一年間は400mの自己記録を更新していません。辛い時間だったと思います。それでも、苦しい一年を乗り越えた結果が、ここでようやく見えてきました。波多野は怪我明けでよく走り切りました。この状態で完走できたことが、何より素晴らしいことです。小板橋は障害の跳び方が少しずつ上手くなってきましたので、練習量の不足(特にビルドアップ系、ハイペース走系)を入れていけば、後半もう少しまとめられると思います。上原は練習、練習が大切。その練習のための、気持ちの準備がもっと大切。忠地は強風の中でもある程度の強さを見せられるようになりました。もう一つ上のレベルを、上の景色を見せてやりたいものです。渡邉と佐々木は悔しさを次に変えることが重要。継続した練習をするために、「次こそは」という気持ちを忘れてほしくないと思います。新入生の中で最も練習への移行が早かった小柳は、昨年度のこの大会の内山の記録よりも好タイムを残しています。やっていることに自信を持って、次に繋げてほしいと思います。

yamazaki

2009年4月14日火曜日

国体強化記録会を振り返って


4月11日12日と国体強化記録会が行われました。

キャプテンの内山は400mHに出場し60秒48の自己新を記録しました。5台目までは練習通り15歩のインターバルが刻めましたが、その後がぐちゃぐちゃになってしまいました。インターハイ予選までの課題が見つかりました。

忠地は100mと200mに出場しどちらも自己ベストを記録しました。100mは11"61→11"45、200mが23"93→23"17ということで大幅なベスト更新でした。冬季の徹底した動き作りが生きてきました。

1年生はそれぞれ課題があるレースでしたが、無事に初戦を終えることができました。

1日1日を大切にして、まずはインターハイ予選に向けて頑張っていきたいと思います。




todoriki

2009年4月13日月曜日

自分を変えること

きっかけは何になるかわかりません。
言葉で理解して実践できるか。
体で覚えて反応するか。
感覚で捉える事ができるのか。
毎日毎日の練習・生活で身についていくのか。
どんな内容にしても、自分を変えるきっかけは人さまざまだと思います。

大人になっていくというのは、少しずつ自分を社会に順応させて変えていくこと。
昔できた我儘も、以前ならやっていた怠惰も、何処かで何時か変えていかなければ社会に通用しない。
そのきっかけを掴むことは、陸上競技のステップアップと何処か同じで、その機会を上手く掴むとポンポンタイムを更新しますし、それに気付かないとなかなかタイムが伸びないものだと。
アプローチ方法も画一的ではなく、この前成功したことが次回は伸びしろが少ないかもしれませんし、この前失敗したからといっても今度挑戦すればそれがきっかけになるかもしれません。
いろいろなことに挑戦。初めてのことにも、今は関係の無いように見えることにも、まず挑戦してほしいと思います。

昨日は記録会。忠地が100m&200mでタイムを大きく伸ばしてきましたが、ベストを出すことで自分を変えていくこともできると思います。それが陸上の楽しみを呼び、更に向上心を呼び、自分を変えるきっかけを掴むことに繋がるかもしれません。

創造学園大学附属高校陸上競技部

yamazaki

2009年4月8日水曜日

陸上競技部新体制


本日から1年生が練習に加わり、新体制の部活が始まりました。
人数も5人から9人になり、活気が出てきました。
1年生はこれから少しずつ練習に慣れていってほしいと思います。練習も大切ですが、まずは日常生活を整えリズムを作ることが大切だと思います。
短距離2年の内山と忠地は、徐々にスピードを上げたトレーニングに移行しています。
昨日は100mのFFC(First Foot Contact)を行いました。これは最初の1歩を踏み始めたところからタイムを計測するものです。フラットの100mのタイムには+0.5秒が目安となります。
忠地がFFCの100mで10秒86を記録し、この冬から徹底している動き作りが走りにつながってきています。内山も11秒30で走りスピードが上がってきました。
今週末は、忠地が100mと200m、内山が400mH、1年生の渡邉が200m、佐々木と小柳が走り高跳びに出場します。

2009年4月7日火曜日

入学式

今日は入学式でした。
学校は新入生を迎える立場ですが、逆に考えれば新入生にとって学校の門をくぐり、高校生のスタートを切る日です。
新入生が多くの夢を見て、多くの夢を叶えられますように。

練習は今井の陸上競技場にて。
短距離は等々力先生が見ながら、FFCなどを入れて週末への刺激調整。忠地・内山の速い動きがこちらの思っている以上に良いです。こういう時には注意。怪我や体調不良に気をつけなければなりません。小板橋は動きがピリッとしない・・・接地が長く、腕振りが硬い。飯伊の疲れというより、練習のタメが不足しているのかもしれません。波多野は故障の状態から、走らせず。走ることが大好きな選手ですので、こういう故障時の過ごし方が苦手のように思います。だからこそ、思い切って走らせず。上原はこちらが言えば脚が動くのに言わないと動かないのが普段の生活(というより、見えない生活の何処か)にも出てるんじゃないかな、と思います。頑張れる選手なのです。・・・なのですが、何処が頑張りどころか本人も掴みきれてないのでしょう。それでも、中信総体まであと2ヶ月を切っていますからやるだけのことに挑戦しなければ何も変わりません。

明日は新入生を含んで練習を予定しています。

yamazaki

2009年4月6日月曜日

始業式

今日は始業式でした。
2・3年生はその後体を動かし、飯伊記録会の疲れを取るとともに・・・週末の記録会、そしてシーズンへと入ります。
今日やったことは明日に活きる。明日に活かす。
その気持ちを持ち続け、積み重ねを大切にしてほしいと思います。
明日は入学式です。

yamazaki

飯伊春季記録会



4月4日の飯伊春季記録会に参加しました。

トラックレースとしては、今シーズン最初の試合となりました。4月とは思えないような低温と雨に悩まされましたが、短距離陣はシーズンの最初ということから400mに出場しました。

その中でもキャプテンの内山は高校ベストとなる52″52を記録し総合順位が2位でした。400m新人戦チャンピオンの久保田君には及びませんでしたが価値のあるレースとなりました。忠地は初めての400mのレースということで、距離に不安がありスピードを上げきらないまま終わってしまいました。自信を持てるような練習の取り組みが必要であると感じました。1年生の小柳は高校初レースとなりましたが、ベストに迫る記録を出しました。これからが楽しみです。

今週末は国体強化記録会があります。日々の積み重ねを大切にして頑張っていこうと思います。

創造学園大学附属高校陸上競技部HP

todoriki

2009年4月3日金曜日

新入生オリエンテーション


本日は、新入生のオリエンテーションが行われました。
4月から入部予定の陸上競技部の生徒も元気な顔を見せてくれました。
2・3年生は、体操着の販売の手伝いをしました。テキパキと効率のよい動きができたと思います。
午後は、明日の飯伊記録会に向けて前日刺激を行いました。
明日から、ついにシーズンの幕開けです。久々のトラックの感触や試合観を取り戻してほしいと思います。
todoriki

2009年3月30日月曜日

湘南合宿



3月29日から30日にかけて神奈川県の湘南海岸合宿を行いました。

天候にも恵まれ、量、質ともに充実した走りこみを行うことができました。

生徒たちは初めての砂浜での走りこみでしたが、接地のポイントや切り替えしのコツをつかむべく何度も繰り返し走りました。

この春休み中は合宿を2度行い、競技力だけでなく、日常生活での集団行動やマナーといった点でも学ぶことがたくさんあったと思います。

この経験を糧として、今シーズン活躍していきたいと思います。

todoriki

創造学園大学附属高校陸上競技部

2009年3月16日月曜日

花を咲かせましょう

目の前に、花瓶があります。
この花瓶に花を差します。綺麗な花を咲かせようと思ったら、何が必要でしょうか。

当たり前の答えかもしれませんが、「水」ですね。
それでは、花瓶を逆さまにしていたらどうでしょう。水は花瓶の底に当たるだけです。綺麗な花など咲くはずがありません。
ではどうすれば良いでしょうか。

これも当たり前の答えです、「花瓶を上向きにすればいい」ですね。

しかし、これが重要なことだと思います。
綺麗な花を咲かせようと思って、水を用意しても、花瓶が「下向き」ならば花は咲かない。
花を咲かせようと思ったら、花瓶を「上向き」にしてやること。そうすれば、水は花瓶に注がれて花が咲く。

自分の心も同じ。
大きな夢を持っても、心が「下向き」ならば、どんな素晴らしいアドバイスを用意しても夢は咲かない。
夢を咲かせようと思ったら、心を「上向き」にしてやること。そうすれば、アドバイスは心に通じて夢が咲く・・・そう思います。

生徒だけでなく、私もそうです。辛いこと、悲しいことがあっても、心は上向きであり続けたいと思います。

yamazaki

2009年3月9日月曜日

巣立ちのとき


本校では3月5日に卒業式を挙行いたしました。
式に先立って、前日に卒業生2名のため、ささやかながら「陸上競技部3年生を送る会」を行いました。

赤穂中学校出身の林芳樹(長距離)は、本校陸上競技部の1期生として、3年間を頑張ってくれました。
1年目、一人きりで、私がつきっきりで練習をした日々が思い起こされます。蓼科の山登りをしたり、さまざまな県外の競技会にも連れて行ったりした思い出があります。2年次の中信新人戦では800m・1500m・5000m3種目で全て4位入賞という成績を残しました。
駒ヶ根中沢RCの出身でもある彼は、同クラブのご指導、ご父母の教育が行き届いていたのでしょう、非常に真面目でしっかりした生徒でした。地元を離れ、下宿生活・・・心細い日々もあったと思いますが、一生懸命な生徒でした。どちらかと言えばおとなしく主将タイプでは無いのかもしれませんが、非常に信頼のおける、「一代目主将」でした。卒業後は関東の大学に進みます。頑張って下さい。

高綱中学校出身の矢花祐太(短距離・跳躍)は、2年次から陸上競技部に入部しました。中学校時代はバレーボール部、しかも入部当初は50m8秒台でしたが、コツコツ積み重ねた結果、100m13秒台まで伸ばしました。他競技から経験の無い競技に移るのは非常に大変なことだったと思いますが、一言も「辞めたい」と漏らすことなく、最後までやり通した彼の心の強さには感服しました。卒業後は福祉の仕事に就きます。頑張って下さい。

林、矢花の軌跡が、陸上競技部の伝統の始まりの軌跡でもあります。
彼らの行く末に、幸多からんことを願っています。
卒業おめでとう。

yamazaki

2009年3月1日日曜日

必要性を感じる

「これをやらなくちゃいけない」
「あれをしなければならない」
こんな言葉があるでしょうが、さて、この台詞は誰の台詞でしょうか。
指導者や先生が思い浮かんだ人は、それは“やらされている練習”ではないでしょうか。
自分自身だと思った人は、素晴らしい、自分で“必要性を感じて”練習していますね。

明日オリンピックの大会なら、今日どんな一日を送りますか。
明日箱根駅伝出場なら、今日どんな練習をしますか。
明日インターハイの決勝なら、今日どんな過ごし方をしますか。
明日県大会なら、今日はどんな食事をしますか。
明日学校の練習なら、今日はどんな日にしたいですか。
そう考えると、今挙げた例でも、違った前日を過ごしていそうです。
この練習をすれば1年後には強くなる。こうやれば次の大会で記録がだせそうだ。
そう思っても、なかなか「明日が“その日”じゃないし・・・」と気乗りがしないこともあるのではないでしょうか。

でも、時は待ってくれません。
まだ高校生活はあと3年ある、2年ある、1年ある・・・そう思っているうちに、その時は迫ってきます。
だからこそ、自分のやっていることに自分自身で“必要性”を感じてみましょう。
どんな理由付けでも構いません。とにかく、自分に納得させる、自分が納得する理由を、必要性を感じるよう仕向けるのです。
そうすれば、きつい補強も、嫌いな練習も、好みではない野菜も、厳しい練習も、自分のために乗り越えられるのではないでしょうか。
これは日々の生活も同じ。
学校の先生に頭髪を注意された、授業態度を怒られた・・・それも、自分に必要なことだから「アドバイスをしてもらった」と思えば、次に活きると思います。
小さなことにも、必要性を感じて生活してみてはどうでしょうか。

yamazaki

2009年2月25日水曜日

縁は円なり

「縁を大事に」の補足ですが。
人間は「人」と「人」の「間」と書く、と聞いたことがありますが、社会の中で、人との「縁」というものは大事だと思います。
いつ、どこで、どうやって逢った人が、いつか、どこかで、どうにかして巡り逢うやもしれません。
更に不思議なもので、逢ったことの無い人が突然評価を下す場合だってあるのです。
「縁」は「えん」であり、「円」でもあると思っています。巡りめぐって、回りまわって、また繋がるものだ、と。
だからこそ、せめて顔を合わせた方々とは、最低限の礼儀を守り、そして縁を作りたいと思っています。
袖擦り合うも他生の縁。
今の時代ではもしかするとネットで「巡り逢う」こともあるのかもしれませんが、これからも縁を大切にしていきたいと思います。

yamazaki

2009年2月19日木曜日

春→冬


先週の春のような陽気から一転して、今週は寒い日が続いています。

寒いといっても長野県なので、これでも例年に比べれば暖かいですが、やはり寒いのは厳しいです。

本日は学校にて練習を行いました。全員でサーキットをし、それからブロック別の練習をしました。短距離はハードルジャンプ、ミニハードルドリル、メディシンボール補強がメインでした。今日のミニハードルで「はさみ込み動作」を徹底的に反復練習し身体に覚えこませました。冬季ですが、走り込みだけでなく、基本的な動作の技術は大切にしています。

明日は、一般入試のため、学校はお休みです。


縁を大事に

千葉県で教えていた時、同じ学校に勤務していた先生に紹介された末永國敏先生に「縁」について教えていただいた時のことです。
「陸上競技とは言っても、学校の部活です。勝ち負けだけが全てではないんです。でも、一つ勝てば、一つ速くなれば、上の舞台に進むことができる。そうすると、また新たな人たちと巡りあうことができる。そこで縁ができる。人との繋がりができる。そうすると、その子の人生は豊かになります。だから、選手を速く、強くしてやりたいと思うんです」
なるほど、確かに速くなれば、試合で勝てば次のステージに進むことができます。それは学校内から学校外かもしれませんし、市から県かもしれませんし、地区大会から全国かも、日本から世界かも・・・。そこで新たな出会いができ、新たな縁ができれば、今までに見たことの無い「景色」が見られることでしょう。
そのためにも、一つ先のステージを目指して、向上心を持って日々の練習に取り組ませたいと思っています。

yamazaki

2009年2月13日金曜日

「zero」

昨日は、穂高にあるトレーニングジム「zero」さんに行ってきました。
3回目ということで、だいぶマシーンの取扱いにも慣れてきました。
基本はボールが弾むように「受けて返す」。このタイミングを大切に動作を行います。

「zero」の代表の丸山さんにマシーンだけでなくランニングの指導もしていただきました。
もも上げ、スキップ・・・基本的な動作から走りのポイントをご指導いただき大変勉強になりました。

丸山さんありがとうございました。

トレーニングジム「zero」のHP


創造学園大学附属高校陸上競技部

todoriki

2009年2月11日水曜日

本当の優しさ



私の尊敬する方々を挙げればキリがありません。実際に指導を受けた方、間近で見た方、逢ったことも話したことも無い方、たくさんいらっしゃいますが、大学時代指導を受けた森田桂さん(前國學院大學陸上競技部監督)からいただいたお話の一つをしたいと思います。
それは「本当の優しさとは何か」ということです。
おっしゃられたことは「人に対する優しさとよく言うけど、本当の優しさを知っているかい?本当の優しさというのは本当に相手のためになることを言うんだよ。最近は相手に甘くすること、相手を怒らないこと、相手の機嫌を損ねないようにすることを優しさと“勘違い”しているように思う。君たちも、本当に相手のためを思うなら時には怒る、注意することが必要なんだ」ということです。
当然怒れば相手はよく思いませんから、嫌がられたり嫌われたりすることもあります。またただ自分の感情で怒ってもいけないでしょう。しかし、言ってやらなければわからないことというのはあるのだと思います。私にしても、後輩によく思われなくても言うことがありました。特に私なんぞ脚は遅いほうでしたから、速い選手に言うのは気苦労もありましたし、言わなくてもいいんじゃないか、わざわざ目の敵みたいになりたくないと思うことはありました。
ただ、学生時代のその体験は今にも活きているように感じます。今でも耳の痛いことがあっても、「相手が本当の優しさで言ってくれてるんだな」と思えば心にすんなり入ってきます。
この「本当の優しさ」を持っている・使っている選手に、私は「リーダー性」を感じます。様々な事件、出来事の起こる昨今ですが、このような「リーダー性」を持った人材を高校卒業時に輩出できれば・・・と願う次第です。



yamazaki


2009年2月9日月曜日

学校にて練習


今日は学校の屋上で練習を行いました。
体調不良者もなく、久々に部員全員が揃い活気のある部活になりました。
本日のメニューは、W-upサーキット、シャフトを使った補強10種目×3を全員でやったあとブロック別の練習を行いました。短距離は1歩ハードル、長距離はjogを行いました。
暗くなっても照明が付いているので、冬でも満足した練習を行うことができます。
この後、天気予報が雪なので心配ですが、明日は岡田で練習を行います。
todoriki

合同練習


土曜日は、創造、蟻ヶ崎、松商、深志、県で合同練習を行いました。
まず、動き作りとして全員でハードルドリルを行った後、各ブロック別の練習を行いました。短距離は200mのインターバルと坂補強、長距離は、14000mのペース走でした。
普段は各学校での練習のため、合同練習はそれぞれが刺激を受けながらトレーニングができたと思います。
インターハイ予選まで、あと3ヵ月。日々の努力を大切にしていきたいと思います。
todoriki

2009年2月4日水曜日

岡田にて練習


昨日は久々に岡田で練習を行いました。
短距離は動き作りとしてスティックラダーを用いたドリルを行いました。
なかなか自分の身体をコントロールできず苦しんでいました。
自分自身の身体をコントロールすること。そして膝関節、足関節のブロックができるよう練習あるのみです。
今日は坂を使ったトレーニングです。
動きを意識して頑張ろう。
todoriki

2009年2月2日月曜日

合同練習


土曜日は蟻ヶ崎高校との合同練習を行いました。
あいにくの雨のため、蟻ヶ崎高校の立派なウエイト室をお借りして、ウエイトとサーキットを行いました。
合同練習ということで、生徒たちも刺激になったようです。
蟻ヶ崎高校さんありがとうございます。
todoriki

2009年1月30日金曜日

雨・・・



今日は、この時期には珍しく雨が降りました。

これも温暖化の影響なのかと思います。こんなに雪の降らない年も珍しいです。


最近風邪が流行っており、部員たちも調子が悪い生徒が多いので、雨が降る前に、学校の屋上で練習を行いました。

ちなみに左の画像が本校の屋上練習場です。横幅はそれほど広くはありませんが、縦は90m位とれます。
短距離は、ラダー、Hジャンプ、テンポ走、長距離はビルドアップを行いました。
明日は、蟻ヶ崎高校さんとの合同練習です。
todoriki

2009年1月24日土曜日

トレーニングジム「ZERO」

初めまして。短距離顧問の等々力です。

本校陸上競技部は創部3年目になり、私も陸上競技部の短距離顧問となり2年になります。短距離の生徒は現在2名と少ないですが、2人とも可能性に満ち溢れ期待のできる選手たちです。

さて、先日私の高校時代の先輩である丸山さんが経営している「トレーニングジムZERO」さんのところへ行ってきました。マシントレーニング以外にも、走りの動作を見ていただき、今後の指導におけるヒントをつかませていただきました。

丸山さんのご指導により、生徒たちも「姿勢」の大切さを学んだようです。この基本である「姿勢」をポイントにしてシーズン中の活躍につなげていきたいと思います。

丸山さんありがとうございました。トレーニングジム「ZERO」のHPはこちら

todoriki

2009年1月23日金曜日

ブログスタート

創造学園大学附属高校「陸上競技部」のHPがスタートしました。
学校のHPもありますが、少しでも陸上競技部の中の様子がわかれば良いということで、短距離顧問のT先生と思案の結果、部活独自のHPを立ち上げることにしました。ご存じの方が少ないと思いますが、その通り、本校陸上競技部はまだ伝統が浅いのが実態です。部活立ち上げからようやく3年が経とうとし、部員も7名まで増えた・・・そんな状況です。しかし、この創造学園で、一人でも多くの生徒が陸上競技を続けて、頑張ってくれたら・・・そう思いながら毎日を生徒と一緒に過ごしています。陸上という競技を通じて、部活という枠組みを通じて、その中で「感謝の気持ちと素直な態度」を身につけてほしいと思います。やるからには日本一を。しかしその前に、生徒それぞれが満足した―辛くても、楽しくても、厳しくても、嬉しくても―高校生活を送れるよう、一緒に歩んでいきたいと思います。
長いお付き合いになりますよう、宜しくお願いします。
yamazaki