2009年5月31日日曜日

県総体を終えて

5月29日から31日にかけて長野県総体が行われました。
結果としては、キャプテンの内山心が400mで3位、400mHで5位に入賞し、北信越へとコマを進めることができました。北信越では、1つでも上のラウンドを狙っていきたいと思います。
内山は、スプリントと筋持久力に弱点が見られるので、コツコツと練習で積み上げていくことが必要。苦手なロング練習にも積極的に取り組んでいってほしいです。忠地は200mで準決勝進出を果たしましたが決勝進出はなりませんでした。春先までの調子だともっと上を狙えたと思いますが、練習不足でした。しかし、動き自体は理想に近づいて来ているので自信を持って取り組んでほしいと思います。1年生は、それぞれが初めての県大会で上位との実力の差を感じながらも得たものは大きかったと思います。小柳のマイルリレーの前半の突っ込み。必ずこの先に生きると思います。小椋の110mHは、光が見えます。まずは基礎体力とスプリントの向上。

3年生2人は県総体で敗退となってしまいましたが、これまでよく頑張ってきてくれました。
人数の少ない学年でしたが、それぞれが努力をしてきました。これからは、後輩のサポートをしつつ部を支えて欲しいと思います。
お疲れ様。

2009年5月25日月曜日

無駄なことか、切り捨てることか

大学時代は、私の陸上観に新しい考え方を吹き込んだ時期でもありました。

例えば、「練習中に声出しをすること」。中学生や高校生だと、集団でのペース走で「頑張っていきましょう!」→「はい!」などという掛け声と返事をするのはよくあることでしょう。しかし、それを大学生でもやるのか、と。実業団などでは見たことがない、大学生のチームでも見ない光景だ、と思ったのは正直な話です。
しかし、「実業団に上がるにつれて、一見競技とは関係の無いようなことはどんどん無くしたがるのが普通。例えば実業団選手だと学校には行かないし、大学生は高校ほど授業は無いし・・・。でも、周りがやっていないことをやったら、絶対に周りより強くなる。そういう意識が大切だ」と、当時監督であった森田桂さんがおっしゃったのを覚えています。強くなろうと思ったら、チームメイトより先にJogに出て、後に帰ってくるくらいの気持ちが必要、相手よりやらなきゃ強くならないよ、ともおっしゃっていました。

どうしても目先のことを考えると、一見競技に関係に「無さそう」、必要が「無さそう」なことは疎かにしがちです。無駄だからいい、切り捨ててもいいことだ、と。
しかし、やっている人に勝つなら、その人以上に何かをやるしかありません。「挨拶なんかしなくても速くなれる」「時間を守らなくてもオレは強い」・・・そう思っていると、いつかそれが自分に帰ってきてしまいます。
一見競技に関係の無いように見えることも、やってみる・やり続けることが大切だと思います。

今週末は県総体になります。
一つでも多く上のラウンドに行けるよう、頑張りたいと思います。

yamazaki

2009年5月11日月曜日

誰かが見ている

「誰かが見ている。善くやっていることもそうでないことも、誰かが見ている」
以前、ある方にそう言葉をいただきました。
「頑張ってやっていることを、誰も見ていないところでやっていることを、しかし誰かが見ているんだ。だから善いことをする時は、くじけるな。迷うな。いつかきっと、自分に還ってくる」

中信総体まではあと1週間を切りました。
やっていたことを少しでも形に出せればと思います。


yamazaki

2009年5月7日木曜日

感謝の気持ちと、素直な態度

「ありがとう」という言葉を聞くと、人に優しくなれる気がします。
相手が感謝の気持ちを込めて、違う誰かに向けて「与えた言葉」、つまり受け取った私からすれば「いただいた言葉」だからかもしれません。
「あれをしろ、これをしろ」「あれが無いからこうしろ、ああしろ」と、今の社会では「言った者勝ち」という風潮に嫌悪感を感じることもあります。それは相手に与えるのではなく、相手から奪おうとする行為にも感じられ、それを非常に寂しい思いと思うのは私だけでしょうか。
もっと人に優しくするためには、何が(私にも、生徒にも)足りないのか。何が必要なのか。
そう考えた時、感謝の気持ちを忘れてはならない・・・素直な態度で接することを怠ってはならない・・・そう思うようになりました。
数年前大病を患った私が、今こうして元気に教壇に立てるのも、「立たせていただいている」気持ちを忘れてはならないと思っています。
大それたことを言える人間でもありませんが、今一度、私もこの言葉を心に留めたいと思います。

yamazaki